五月病を漢方で克服!
- 百草園薬局
- 4月26日
- 読了時間: 2分
新年度が始まってから約1か月、環境の変化に頑張って順応してきた方も多いのではないでしょうか
しかし5月近くに入り、なんとなく気分が落ち込んだり、やる気が出なかったり、体が重だるく感じることはありませんか?
これがいわゆる「五月病」です
五月病とは?
五月病とは、新しい環境に適応しようとするストレスが積み重なり、心身に不調が現れる状態を指します
正式な医学的病名ではありませんが、以下のような症状がみられます
◎気分が落ち込む、イライラする
◎朝起きられない、無気力になる
◎胃腸の調子が悪い
◎頭痛や肩こりがひどい
◎眠れない
特に真面目で責任感の強い方ほど、知らない間にストレスをため込んでしまう傾向があります
漢方からみた五月病
漢方では、五月病の症状を「気の滞り(気滞)」や「心脾両虚(しんぴりょうきょ)」と考えます
ストレスにより「気(エネルギー)」の巡りが悪くなり、心(精神活動を司る)と脾(消化吸収を司る)が弱ることで、心身の不調が現れるのです
つまり、五月病には「気を巡らせること」と「心と脾を健やかに保つこと」が大切です
日常生活でできる五月病対策
漢方薬と併せて、生活習慣の見直しも大切です
◎決まった時間に起きて、朝日を浴びる
◎バランスのよい食事をとる
◎軽い運動で気の巡りを促す(ウォーキングやストレッチなど)
◎頑張りすぎず、リラックスタイムを確保する
◎誰かに気持ちを話してみる
小さな工夫の積み重ねが、心と体を元気に保つ鍵になります
五月病は誰にでも起こり得るものです
「気合いで乗り越えなきゃ」と無理をせず、まずは自分を労わることを大切にしてください
「最近なんだか調子が悪いな」と感じたら、お気軽にご相談ください!
山形の漢方は百草園薬局

渡辺貞夫さんのライブかありました
御歳92歳!パワフルなステージでした
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