貝原益軒に学ぶ現代の養生法
- 百草園薬局

- 7月30日
- 読了時間: 3分
「腹八分」だけじゃない!江戸の健康オタク・貝原益軒に学ぶ現代の養生法
皆さんは「養生(ようじょう)」という言葉を聞いたことがありますか?
養生とは、病気になってから治すのではなく、病気にならない心身をつくるライフスタイルのこと…漢方の根本にある大切な考え方です
この養生を日本中に広めた先駆者といえば、江戸時代の儒学者・貝原益軒(かいばら えきけん)
彼が83歳のときに書き上げた名著『養生訓(ようじょうくん)』には、現代の私たちが聞いてもハッとするような健康の秘訣が詰まっています
今回は、益軒先生の教えを現代の暮らしに取り入れるヒントをご紹介します
1. 「腹八分目」に込められた本当の意味
『養生訓』の中で最も有名な教えが「飲食は腹八分目におさえる」というもの
益軒は、「美味しいものを見るとつい食べ過ぎてしまうが、胃腸(脾胃)の働きには限界がある。腹八分に抑えることで消化機能が守られ、気が全身をスムーズに巡る」と説いています
漢方では、胃腸は「気(エネルギー)」と「血(栄養)」を作り出す源と考えます
暴飲暴食で胃腸に負担をかけると、未消化物が「痰湿(水毒)」という不要なゴミとなり、だるさや不調の原因に…
〜今日からできる養生〜
「もう少し食べたいな…」で箸を置く
特に夕食を軽めにすることで、翌朝のすっきり感が大きく変わります
2. 「怒り」と「思い悩み」は体に毒
益軒は、心の持ちようについても多くのページを割いています
特に「怒り」と「欲」を抑え、心を穏やかに保つことが長寿の秘訣だと述べています
漢方の五臓(肝・心・脾・肺・腎)の考え方では、強い感情は特定の臓腑を傷つけると考えます
〜例えば〜
激しい怒り ➔ 「肝(かん)」を傷つけ、めまいや頭痛、自律神経の乱れに
過度の思い悩み ➔ 「脾(ひ)」を傷つけ、食欲不振や胃痛に
ストレスの多い現代社会ですが、益軒先生の言う「まあるい心」を意識して、1日の終わりに深呼吸する時間を持ちたいですね
3. 「軽めの運動」を毎日の習慣に
益軒は「じっとしていては気が滞る…食後には少し歩くなどして、体を適度に動かすべきだ!」と勧めています
激しい運動である必要はありません
漢方では、体を動かすことで「気・血・水」の巡りが良くなり、冷えやコリが改善されると考えます
〜今日からできる養生〜
食後にすぐ横にならず、軽く片付けをしたり、10分ほど近所を散歩してみましょう!
養生は「自分を大切にする技術」!
貝原益軒自身、若い頃は決して体が強い方ではなかったそうです
しかし、自ら養生を実践することで、当時の平均寿命を遥かに超える84歳まで元気に天寿を全うしました
益軒先生が伝えたかったのは、「あれもダメ、これもダメ」という厳しい制限ではありません
自分の体を慈しみ、日々の小さな心地よさを積み重ねることこそが養生です
「なんだか最近疲れやすいな」「体質を根本から見直したいな」と感じたら、ぜひ百草園薬局にご相談ください!
あなたの体質とライフスタイルに合わせた、現代版の「養生法」と漢方薬をご提案いたします
間もなく8月です、無理せずお腹八分目で元気にお過ごしくださいね!
山形の漢方は百草園薬局
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今年も『願いちょうちんプロジェクト』に協賛させて頂きました
歌懸稲荷神社にて





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