12月に入りました
- 百草園薬局

- 13 分前
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いよいよ12月!
山形市内中心部もクリスマスの飾り付けで華やぎ始めましたが、暦の上では本格的な冬の到来です
寒さが厳しくなるこの時期は、体調を崩しやすい季節でもあります
東洋医学の観点から見ると、冬は「蔵(ぞう)」の季節
エネルギーを消耗しすぎず、春に向けて生命力をしっかりと蓄えることが大切です
ここでは、12月を健やかに過ごすための養生法と、冬の生活に役立つ漢方の知恵をご紹介します
❄️ 冬の養生の基本:水(腎)を労わる
東洋医学では、冬は五臓六腑の「腎(じん)」と特に関係が深いとされています
「腎」は、生命の根源的なエネルギー(精)を蓄え、ホルモン・水分代謝・生殖・骨などを司る大切な臓器です
冬の寒さは「腎」に負担をかけやすいので、意識的に労わることが、冬バテや体調不良の予防につながります
1. 暖かくして「腎」を守る
特に「首」「足首」そして「腰」(腎がある辺り)を冷やさないことが重要です!
🧣マフラーやタートルネックで首元を温める
🧦厚手の靴下やレッグウォーマーで足元から冷えを防ぐ
♨️腹巻やカイロで腰や背中(特にみぞおちの裏側あたり)を温める
2. 早寝でエネルギーを蓄える
冬は「早寝遅起き」が理想とされています
夜更かしを避け、睡眠時間をしっかりと確保することで、一日の活動で使ったエネルギーを「腎」に蓄える時間を与えましょう!
3. 「黒い食材」で補給
「腎」を養うとされる色は「黒」です、食卓に積極的に取り入れましょう!
◆黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ
◆昆布、ひじきなどの海藻類
◆クルミ、栗などのナッツ類(腎の形に似ているとも言われます)
12月は忙しくなりがちですが、東洋医学の知恵を借りて、頑張りすぎずしっかりとエネルギーを蓄えていきましょう!
体調について気になることがあればお気軽にご相談ください
山形の漢方は百草園薬局

もみじ公園にて





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